本はKindleの方が安い
AmazonはKindle(キンドル)という独自の電子書籍サービスを用意しています。
紙媒体の書籍よりも料金が安く、Kindleは書籍のラインナップ数が業界トップクラス。雑誌や新刊にもスピーディーに対応しているほか、2種類の読み放題サービスが人気の要因です。
本はKindleの方が安いですが、電子書籍のメリット・デメリットを理解した上で活用するとよいでしょう。
まずは一度試してみよう
本をKindleで読むには次の方法があります。
- Kindle端末(専用電子書籍リーダー)
- スマホアプリ(iOS、Android)
- タブレット(iOS、Android)
- PCツール(Windows、Mac)
スマホアプリとPC用ツールは無料ダウンロードできるので、本を安く読みたいと思っている方は、まずはアプリの無料ダウンロードをして一度お試し利用してみてください。
一部の小説やマンガは無料作品を用意しています。アプリをダウンロードするだけで、Kindleの使い勝手を実際に確認できます。
Kindleのラインナップ
Kindle版は主に次の書籍が用意されています。
- マンガ(最新刊を含む)
- 小説
- 雑誌
- Kindleオリジナル作品
Kindleは個人でも簡単に本を書いて出品できるため、書店には売っていないインディーズ作品が多数用意されています。
小規模の書店に並んでいる人気作品のマンガなら、高確率でKindle版もリリースされています。小説はKindle版の発売が数年遅れることが多いです。
一部の雑誌や参考書・問題集などはKindle版の用意がないケースもあるので注意しましょう。
Kindleは安い?
Kindle版は紙媒体の書籍より若干安い価格設定になっています。
たとえば少年マンガの単行本の場合、紙の本は484円なのに対してKindle版は460円です。
東野圭吾の小説「白夜行」は単行本が2,090円。Kindle版と文庫本はともに1,100円。このようにKindleのお得度は本の種類によって変わってきます。
商品ページにて書籍版とKindle版の金額を比較できますよ。
2種類の読み放題サービス
Kindleでは、Amazonプライム会員向けの「Prime reading」と初月無料・月額980円で和書12万冊以上・洋書200万冊以上が読み放題になる「Amazon Kindle Unlimited」による2種類の読み放題サービスを用意しています。
とにかくたくさんの本を読みたい方や、Amazon内で読みたい本を探したい方には読み放題サービスがおすすめです。
電子書籍のメリットとデメリット
電子書籍のメリット・デメリットは以下の通りです。
~メリット~
- 荷物が増えない
- スマホかKindle端末を持ち歩くだけでOK
- 無料で読める本がある
- 電子書籍オリジナル作品がある
- しおり機能が便利
- おすすめ作品を教えてくれる
- 拡大表示機能がある
- クラウド管理なら端末のデータ容量がなくてもOK
~デメリット~
- 人によっては読みにくいと感じる
- 目が疲れやすい
- 新刊小説など取り扱いがない本がある
- 端末が電池切れになると読めなくなる
- クラウド版はネット環境がないと読めない
- 手軽なので、ついつい本を買いすぎるケースがある
- 読み終えた本を売れない
Kindleは基本的にクラウド管理になるので、インターネットがない環境では読めません。
電池切れや通信環境は比較的簡単に対処できますので、「荷物が増えないメリット」、「読みやすさを重視するかどうか」が電子書籍を活用するポイントです。
Kindleなら無料で作品を読むことができるので、まずは自分の目で使い勝手を確かめてみてください。
紙媒体より若干安くなりますが、紙の本と違って売ることができません。昨今は新刊を買って読み終えたらメルカリに出品する方が増えています。
電子書籍はクラウド管理でコレクションした本を何度も読み返したい方や、本の持ち運び・購入・処分が面倒に感じる方に向いています。